暑い夏を迎えます。近年ではゲリラ豪雨も頻発し、台風も発生する既設です。
この時期にトラブルが発生しやすいのが、給湯器なんです。
では、ご説明していきます。
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給湯器の本体の蓋を開けてみます。
給湯器は365日ずっと外に設置され雨風にさらされております。
その為内部に水が入らないように対策が取られています。
①蓋と本体の隙間を防水対策
矢印のパッキンによって本体に水が入らないように対策しています。
上の矢印部分は排気口を一周、下は蓋と本体のフチを一周パッキンが付いています。
②もし水が入ってもしまっても
基盤にもウレタンでコーティングされており、水対策がされております。
おそらく20年くらい前の給湯器でもこの仕様になっていると思います。
もちろん給湯器はちゃんと野外設置の対策が施されています。
ですが、基本対応年数は10年で設定されております。
蓋のパッキンも劣化しますので、この対応年数付近から超える給湯器は
防水機能も低下と豪雨と防風で中に水が侵入する確率が上がります。
内部には基盤以外の部分で濡れては良くないところはたくさんあります。
点火する為の部分や各センサーを結ぶ配線の接続部など完全にすべてを
防水することはできません。給湯器は電気で動いています。
水が浸入することで故障を誘発する可能性が出てきます。
では、給湯器を雨風から守るために囲ってしまおうと思うかもしれませんが、
それはダメです!
給湯器は吸気してガスを燃焼・排気を出します。
本体の蓋には青矢印は吸気(内部への空気の通り道)があり、赤矢印の排気口から排気します。
ガスはガスだけでは燃焼せず、空気(酸素)が必要です。
屋外用給湯器を囲ってしまうと排気ガスがたまり新しい空気が取り入れられずに燃焼不良を起こします。
また、不完全燃焼による一酸化炭素の排出にもなり、囲うことで一酸化炭素がとどまるのはとても危険です。
私の家の給湯器も西日が当たるので日よけしたいのですが、周りの状況から日よけをすると
空気が滞留しやすくなるので何もたいさくしておりません。
本体以外の要因が一つ。
防水コンセントです。給湯器は必ず電源を必要としますので、給湯器の下や左右付近に
この防水コンセントがあります。水は上から下へ流れるので雨などで濡れても大丈夫な様に
なっていますが、設置場所によっては暴風で風が巻いて下から雨が当たってしまったり
豪雨で雨が地面から跳ねて当たってしまったりするケースがあります。
これが原因の場合は一度この防水コンセントを探してコンセントの抜き差しをしてみると
復旧します。この場合は防水コンセントを囲ってみると良いかもしれません。
コンセントの抜き差しで解決しない場合は給湯器内部の問題となります。
給湯器の対応年数は10年で設計されております。本体の防水対策も劣化してきていれば
その他のセンサー類や燃焼機能を性能低下や劣化しています。
夏を過ぎ冬を迎えるとさらに故障発生率が上がりますので、
この時期での給湯器交換をご検討は良いタイミングかもしれません。
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