洗面台の選び方についてお話します。
普段洗面台の種類なんて気にしたこともないですよね。
交換のきっかけに一番多いのは洗面ボウルにコップなどを落として
割れてしまったや、収納部が湿気などでぼろぼろになってしまったなどで
しょうか。
では、洗面台もグレードにより金額差があります。
ご予算と使用環境などからベストチョイスへのヒントになれば幸いです。

①割れない洗面ボウル

割れない洗面ボウル・それは写真ではわかりずらいですが、樹脂製ボウルです。
歯磨きなどに使うコップが金属性など硬く重めのコップをお使いの方は、樹脂製ボウルが
おすすめです。
ただ、樹脂製は染料系に弱いです。すぐに流せばよいですが、成分によっては付着し放置していると
色が染み込む可能があります。メーカーやグレードによってはより丈夫な樹脂製ボウルもあります。

樹脂製に対して陶器製のボウルです。
陶器ですので、割れる可能性が樹脂製ボウルに比べて高くなります。
コップは軽いプラスチック製しか使わない方、染髪や染物をされる方は
影響がほぼない陶器製がおすすめです。

樹脂製と陶器製はどちら高額かは一概には言えません。
傾向として樹脂製が高グレードですが、リーズナブルな樹脂製もあります。
ほとんどのメーカーは陶器製は安価なグレードになっていますが、
TOTOのサクアシリーズは陶器製で中級以上のグレードになっています。

②湿気対策にボウルの形状がポイントなんです。

写真① 蛇口のノズルとレバーが側面に付いていることに着目してください。
ボウルが高く伸びていますので、水はねなどでミラーキャビネットとボウルの間から
水が本体裏に染み込むことがない構造になっています。

写真② こちらは従来型の蛇口が下面から付いています。
ボウルは上記写真のタイプに比べて低く、ミラーキャビネットとの境目から水が
本体裏に回りやすいです。もちろん、洗面ボウルとミラーキャビネットの接地面は
スポンジ系のパッキンが付いていますが、耐久性には限界もあります。
物理的にスキマがない写真①の方が水が回らないので、湿気で本体が傷む可能性は
各段に下がります。
このボウルの形状については各メーカー写真①の形状が高グレード設定になっています。
形状がグレードの境目になっていると言っても良いと思います。

洗面台で洗髪や手洗い洗濯をする方は写真①タイプが価格が上がってもお勧めします。
湿気は洗面台だけではなく、床や壁も傷めてしまいますしカビの繁殖なども。
場合によっては、より多くの改修費用が発生するかもしれません。

まずは、このボウルの素材と形状で方向を決めましょう。
どのシリーズでも、ミラーキャビネットは1面鏡から3面鏡までありますし、
本体収納も開き戸から片引き出し式まで用意があります。(フルスライドやソフトクローズは
上グレードのみ)
もちろん、ご予算あってのお話だと思います。ちなみに、我が家は写真②タイプで樹脂製ボウルです。
設置して7年経ちますが特に問題はありません。
どちらかと言うと高グレードはご予算に余裕があってこそのチョイスかと個人的には思います。

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