前回に続きましてビルトイン食洗機の漏水を確認する方法。深型(ディープ)編です。まず深型タイプは食洗機が単体で自立しています。つまり床の上に食洗機を置いてあるといっても過言ではないです。例外で浅型と同じように引き出し収納の上に乗っていることもありますが、その場合は浅型タイプと同じ引き出しを引き抜いて確認するようになります。食洗機の下が収納になっていない場合は点検口の役割をしている面材を外します。
赤丸のボデーBを外します。
ツメで止まっていますので下部分を引っ張ると外れます。外して覗いてみると配管や電源コードが見えるようになっています。漏水していれば本体後ろ側の床が濡れていたり、カルキで白くなっています。
赤丸がツメです。ボデーBの下部を少し下向きに力を入れつつ引っ張ると外れます。
キレイに乾燥状態であれば一安心ですね。湿り気を感じる場合は本体停止状態で5分くらい観察していただいて水滴や新たな水シミが出てこなければ、動作中に漏水している可能性が高くなります。経験上戸建てのお宅はこの本体下の奥にコンセントと止水栓(蛇口)があり、安全のためにコンセントを抜いて、止水栓を時計回りに締めて頂ければよいのですが、バルブが固い場合は無理に回すのはやめましょう。配管が折れる恐れがあります。マンションの場合は本体下部を覗いてもなにもないケースがあります。コンセントはコンロの下の収納に点検口が正面の背板にあり、その中にコンセントがあります。そして給水はキッチンのレバー水栓のもとから分岐していることが多いです。その場合給水を止めてしまうとキッチン水栓のお湯もでなくなってしまいます。特にマンションの方は階下漏水など被害の規模が大きくなりがちなので、漏水の形跡がある場合はなるべく早めに新品への交換をおすすめいたします。※漏水の確認まで安全な作業ですが、止水栓のバルブを閉める際に配管が劣化していると無理な力が加わると配管が折れる可能性があります。作業される方は自己責任のもとに作業をお願いします。
フロントオープンタイプは作業事故が起こるリスクが高いのであえて説明を控えさせていただきます。
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